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ファーストサンプル

昨日は、スカイプで
サンプルの感想を日本のプロボノチームからヒアリングした。

現地人の経営するお店だったら何の問題にもならないような
小さなミスでも何度もやり直ししてもらい
時に喧嘩寸前になったりもしながら作り上げた
まさに血と汗と涙の結晶。

機械も道具も副資材(ファスナーや芯材など革以外の材料)も
なにもかも十分とはいえない環境の中で
スタッフ一人一人がアイディアを出し合い、完成させた
自慢の逸品。

エチオピアの最高級ホテルやショッピングモールで売られている
どんな製品よりも間違いなく高い縫製品質とオリジナリティを持っていると断言できる。
試行錯誤の中でやっとそんなレベルのものを作れるようになり、
先日帰国した友人を通じて、サンプルを日本へ送ったのだ。

どんな声が聞けるかと思いきや…

結果はさんざん。
ここがダメ、あそこがダメ。
はっきりいって、いい意見はひとつも出なかった。

「そんな事、出来るくらいならとっくにやってるわよっっっ!!!
 こっちの苦労もしらないで!!!!!
 お前がやってみろーーーー!!!!!!」
という言葉が喉元まででかかったが、
彼らが、私と同じくらい本気でandu ametの成功を願うからこそ
耳障りのよい言葉ではなく、本心を伝えてくれているのだということも
痛いほど分かっていた。

mtgを終え、しばらく放心状態になった。
ここまで脇目もふらず走って走って
やっと、本当にやっとの思いでここまで来たのに
日本ではまだスタート地点にも立てないレベルだったなんて。

日本市場で受け入れられるものを作るために
厳しい目で仕事をしてきたつもりだったけど
こちらで毎日スタッフと接しているうちに
だんだん視点がこちらよりになってしまったのかもしれない。

もうこれ以上何もできないような気がした。
これからどうしたらいいんだろう、と
一人で落ち込んでいたら
知らないセネガル人が
コーヒーをおごってくれた。
香り高い、エチオピアのコーヒー。
いつもより砂糖をいっぱい入れて
ごくごく飲み干したら
少しだけ元気が出た。

PCを開くと
カレンダーの4月の欄に発売開始のマーク。
できることはひとつだけ。
より品質の高いものを目指してまた作りはじめること。
本当に、それしかない。
日にちは十分ではないけど、全然足りないわけでもない。
だからやるしかない。


---


「品質問題、その後」へ続く






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andu amet初!現地プロボノOさん のはなし

andu ametでも初の、わざわざエチオピアまできてお仕事をしてくださった
プロボノのOさんが本日帰国されました。

Oさんはもともと、andu ametで物流を担当してくださっているプロボノMさんと
同じ会社で輸出を担当されていた方。
現地のパートナーも私も、
製造に関しては多少の知識や経験をもっていますが
輸出業務は経験がありません。
日本のように情報が整理されてはいないこの国で
どのように進めてよいのか困っていたところ、
Mさんから話を聞いて、プロボノを申し出てくださったのです。

ミッションは、輸出業務に関するリサーチと
現地パートナーが一人で輸出できるようになるまでの指導を含めた
輸出体制の確立。
期限は3週間。

アフリカはもちろん途上国での滞在経験がないとお聞きしていたので
現地での生活にどれだけ適応していただけるか、
この短い期間で本当に能力を発揮していただけるか、
多少心配をしていたのですが、
それは杞憂におわりました。

恐るべきコミュニケーション能力で
商工会議所の所員や税関関係者と次々と友達になり
あちこちに散らばっていた(そして人によって言うことが違ったりする)情報をまとめ
マニュアルを作り、
ペーパーワークの苦手な彼女に根気づよく書類の書き方を指導して…と
3週間で、本当にすばらしい成果を出してくださったのです。

商工会議所やフォワダーとのmtgには私も同席したのですが
輸出業務にはたくさんの専門用語や慣例があり
私にはちんぷんかんぷんで、
輸出のエキスパートの彼女がいなかったら、
このように短期間で輸出体制を作ることも
特恵国待遇を受けることもできなかったでしょう。
まさにプロボノ中のプロボノです。

しかもOさん、エチオピアでの生活がいたく気に入ったようで
「この国に住んで仕事がしたい!!!」と。
はじめは冗談だと思って笑い流していたのですが
よくよく聞くとかなり本気のご様子で、
輸出のリサーチの傍ら、
エチオピアで起業するためのリサーチもされていたようなのです。
これには私も現地パートナーもうれしいやらびっくりするやら。

「年内にきっとまた来ますね!」と言い残して
さわやかに帰国されたその後でフェイスブックを見てたら、
Oさんのウォールに
「自分が本当にやりたいことをみつけた
 今回、この地を訪れ働くというチャンスをもらえて感謝」
との投稿が…。

この国でビジネスをするのは簡単なことではないと
私自身痛感している毎日ですが
パワフルなOさんのことですから
本当に実現してしまうのでしょう。
これだけandu ametのために貢献していただいたのですから
Oさんの夢のために私もできる限りのことをしたいと思っています。
今からその日をとても楽しみにしています。

DSC_0639.jpg
パートナーにインボイスの書き方を教えるOさん
二人ともめちゃめちゃ真剣なまなざしです


ヨルダノス

ある資料を作るために調べものをしていたら、
私と友人が2004年にエチオピアでファッションショーをした時のモデル、ヨルダノスが、
なんとその直後eliteやstormという超一流モデルエージェントと契約をし、
Giorgio Armani などのショーモデルを務めていたという記事を偶然発見しました。

http://pardonmyblog.co.uk/archives/6145

あまりにも大出世すぎてびっくりだけど、
とってもとってもうれしい!

ちなみに、こちらの写真でヨルダノスが着てるのはArmani …

queen.jpg

ではなく、エチオピアの革を使って私と前述の友人と、
andu ametでは現地製造担当にもなってもらうヒルットで作ったドレス。
エチオピアの南部に生きるひとびとをイメージしてデザインしました。
懐かしい…。

思い返してみると、この時もめちゃめちゃめちゃ大変だったけど、
やっぱり色んな人にいっぱい助けていただいて、
結局大成功を収めることができたのだった。
この記事がこのタイミングで出てきたのは、
今がどんなに大変でも、努力すれば最後にはあの時みたいにまたちゃんと上手くいくから、
安心して前へ進めっていうメッセージだったりするのかな。
都合がいい解釈かもしれないけれど、そういうことにしておきます(笑)

彩雲

エチオピアに関する素敵な記事をみかけたのでご紹介します。

「ネットで紹介されたある画像が、現在多くの人の心を魅了している。その画像とは、エチオピアに現れた虹色の雲を写し出したもので、見る者に自然の神秘さを感じさせる。

この虹色の雲は彩雲(さいうん)とも呼ばれており、雲に含まれる水滴を通して日光が回折(かいせつ)した場合に起こる現象である。またこの彩雲は、めでたいことが起こる前ぶれ「吉兆」として考えられており、これを見ていると「何かいいことが起こるかも!」という気になってくる。

この珍しい現象に立ち会った男性は、Youtubeの「cloud」という動画のなかで「自分の人生で見てきた雲のなかで、最高の雲だ。形だけでなく、色も本当にステキだ」と話しており、生でこの雲を見た人はきっとその美しさに圧倒されたことだろう。

なんとも幻想的な今回の虹色の雲。ぜひ日本の空にも現れて、多くの人の心をハッピーにしてほしい。」

niji.png

IRASSHAIMASE

現地製造責任者のヒルットはただいま日本語を勉強中です。

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エチオピアに滞在中の方は、ぜひボレメダニアレム教会近くの彼女のお店へ行って
「KON NICHI WA」
とはなしかけてみてください。

きっとはにかみながら
「IRASSHAIMASE 」
とこたえてくれることでしょう。

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hiroko

Author:hiroko
株式会社andu amet代表

ETIC.ソーシャルベンチャースタートアップマーケット第1期メンバー
http://startups.etic.or.jp/archives/231/

イノベーショングラント第5期フェロー
http://www.i-grant.jp/

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